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CASE9:北海道宇野剛司氏  「人にも牛にも優しい」酪農の正しさを実証できた
         土壌微生物多様性・活性値分析                      

北海道北部の天塩町で、集約放牧に取り組まれている、就農7年目の宇野剛司さん。
採草と放牧の兼用地の土壌で、土壌微生物多様性・活性値197万という驚異の検査結果を記録しました。
「人にも牛にも優しい酪農を実践してきただけ」と謙遜されている宇野さんですが、高い値の秘密についてお話を伺いました。

‐集約放牧と取組のきっかけについて教えてください

 大学時代、研究室の先生からニュージーランドの集約放牧について教えていただいたのが最初でした。集約放牧は、放牧草を有効に牛に食べさせて高い乳量生産に繋げる方法です。以前から、牛には「青草を食べさせたい」と思っていたので大変興味を持ちました。
  集約放牧では、搾乳以外は、人間が関与せず、牛にできることは牛にやらせるのが基本になります。集約放牧は、牛を健康的で長生きさせ、人間の方も自分の時間が取れる、牛・人間双方にメリットのある酪農法なのです。

  ここ天塩町でも舎飼いが多く、放牧は全農家の1割ぐらいです。私の農場は、半日ごとに放牧地を区切っています。草は短いほど栄養価が高いので、伸ばし過ぎないように管理しています。自給飼料だけでやっていきたいのですが、現在は、配合飼料も与えており、乳量は1頭当たり7000kgぐらいです。

▼ 春の美味しい草を食べる牛

 

▼ 宇野さんの放牧地土壌を分析したプレート。土壌微生物多様性・活性値は1,977,594と大変高い数値です。



▼  雨の後のぬかるんだ牧道


‐土壌微生物多様性・活性値分析はどこで知ったのでしょうか?

さわやかな笑顔の、宇野さん
北海道の広い大地に似合います

 創地農業21主催の「グラスファーミングスクール」に毎年夏と冬の2回出席しています。
 その講師の独立行政法人 農業・食品産業技術総合研究機構 中央農業総合研究センターの横山和成博士から活性値分析について教えていただきました。
  ためしに、採草・放牧兼用の土を1点だけ採土して検査してみました。

−検査結果についてどう感じられましたか?

 ディージーシー総合研究所の櫻本直美社長から「活性値197万で、偏差値80以上のすばらしい土」と聞かされ、正直驚きました。

 就農してから7年間堆肥を隔年で入れるぐらいで、農地には化学肥料を入れていません。しかし検査前は、「100万ぐらい出ればいいかな?」と思っており、そんなに高い値が出るとは想像していませんでした。私の牧場の土壌は、糞の分解も速いので、そのことも高い活性値と関係しているのでは、と思っています。

  検査料金は自分で負担しましたが、自分がやってきたことに対して自信が付いたので、その価値は十分にあったと考えています。

-活性値を今後、どのように使われる予定ですか?
  もっと良い結果が得られるようにしたいです。
  私は、草の管理には自信があり、牛がまんべんなく草を食べてくれるような放牧地を目指しています。
  少し経ってからまた検査をお願いする予定です。
  継続的に検査することによって、活性値を自分がやってきたことの指標の一つにしたいと考えています。
 

健康な土で育った、健康な草を食べた、健康な牛たちはとても美味しいミルクを分けてくれます

▼ 放牧地で産まれた子牛
▼ 夕暮れの牧場風景

 

 

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